猫の毛の掃除、特に猫の喚毛期である3月と11月は、いつもより多くて、部屋の隅に毛の塊を見つけて「ええっ!さっき掃除したばかりなのに!」と思う方も少なくないと思います。
そんな飼い主さんと大切な猫ちゃんが暮らしやすくするため、
- 掃除の順番
- 場所別掃除のタイミング
- 場所別掃除の仕方とおすすめアイテム
- 自動掃除機(ルンバ)は猫と共存できるのか?
をお知らせします。
掃除の順番を覚えて、便利グッズを使えば、猫にも負担がかからない掃除ができます。
目次(こちらから飛べます)
猫の毛の掃除【おすすめ手順・タイミング】

猫の毛は、ふわふわと部屋にただよい、そして、絨毯だけでなく、カーテンやはたまた着ている服にまでつきます。
毛が、ふわふわと舞わないようにすることがポイントなので、気づいた時に猫の毛をキャッチしておくことが不可欠です。
そのためには、「猫の毛」を出さないのが一番です。
まずは、1日2回3分のブラッシングを行いましょう。
それで、猫の毛をキャッチすれば、抜け毛が床などに落ちることが格段に少なくなります。
1日2回3分で良いブラッシングの仕方とをまとめたブログがありますので、あせてご覧ください。
▶▶猫の毛のブラッシングは必要?1日2回3分で猫とラブラブになろう

掃除のおすすめの手順
- カーテンレールや照明
- 窓のサッシ
- 棚や机の上
- 床・絨毯
通常は、ハタキなどを使ってホコリを落としてから掃除をしますが、猫の毛はとても軽くフワフワと舞ってしまいますし、掃除機の排気で、やっと下に落ちたのに猫の毛がもう一度舞ってしまう事もあります。
さらに舞うことを防止するために、猫の毛がある場所で「キャッチ」することを目指します。
毎日ガッツリ掃除をしていたら大変ですよね。
場所別に、『気づいた時に』『毎日』『3日に1回』『1週間に1回』の掃除で良い場所を選んでみました。
猫の毛に気づいた時
【電気チリトリ+クイックルワイパー】
フローリングのあるお部屋で猫を飼っているお家で、最近人気があるのが、電気チリトリ+クックルワイパー。
掃除機は出すのが面倒で、音が苦手な猫も多いようです。
抜け毛はとても軽く、掃除機の出す風で、ふわふわと舞ってしまいます。
クイックルワイパーでササっと抜け毛を集め、電気ちりとりでスッと吸引!
電気チリトリは、小さくてもパワフルなので、ゴミを一瞬で吸い取ります。
クイックルワイパーで集めたごみの処理が面倒でしたが、これで解決です!
\↓電気チリトリ(クックワイパー用)↓/
専用のアタッチメントを使用すると、ホウキにも使用できるそうです。
クイックルワイパーは、ウェットタイプでないものを使用しましょう。
\ クイックルワイパー /
できれば毎日
掃除は、朝一番が効果的です。
空中に舞い上がっていた猫毛も、静かな夜の間に床に落ちてくるからです。
【柄の長い化繊はたき】
高い所は化繊はたきに吸着させます。
家電にも抜け毛が付きやすいので、化繊はたきを使って、静電気で抜け毛やほこりを吸着しましょう。
柄が長くて曲がるタイプなら、台に乗らずに掃除ができて便利です。
エレキャッチは、高い所はパーツを伸ばして使いますが、短くもなるので棚やテレビなどの家電にも使えます。
\ エレキャッチ 高い所もOK /
【ハケ+掃除機】
溝やすき間にたまった抜け毛は、水分を含むとこびり付いてしまうので、乾いた状態でかき出す 。
ハケでかき出して、そこの掃除機の吸い込み口を近づけてすぐさま掃除機で吸引します。
\ ↓ おすすめのハケ ↓ /
このハケは、ブラインドや、棚の本の上などの上にたまったホコリを取るのにも活躍します。
下に落とさず、掃除機で吸い取るようにすると、絨毯や着ている服などに付着しないのが良いんですね!
【ダイソン掃除機(充電式)布専用ノズル付】
絨毯や、寝床など、布についた猫の毛ほど取りづらいものはありません。
布敷物に使えるハンディ掃除機を使い、抜け毛を直接吸い取ります。
布の端を片手で押さえながらハンディー掃除機をかけます。
コロコロを使う方もいらっしゃると思いますが、こちらのほうが簡単ですよ!
ダイソン布団用掃除機は、パワフルな吸引力で最も多くのハウスダストを取り除き、パーツも多彩で、布団ツール(布団専用)、ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、フトンツール、ミニソフトブラシ、延長ホースが揃っています。
\ ↓ ダイソン布団用掃除機 ↓ /
絨毯の掃除は、ヘッドはゴシゴシと素早く動かしがちですが、ゆっくりとかけたほうが、しっかり抜け毛を吸い取れます。
毛が長い絨毯は、抜け毛が絡まりやすく、取りにくいです。
掃除機のヘッドで倒れた毛足をゆっくりと起こします。その後、逆方向にもかけます。
畳の目に沿って動かします。
畳と畳の間の溝に抜け毛がたまるので、その上でヘッドを止め、じっくりと吸い出します。
【ダイソン掃除機 V7(充電式)】
溝に抜け毛が入りやすいので、板目に沿って動かします。
また、フローリングは抜け毛が舞いやすいため、掃除機はよりゆっくり動かしましょう。
ハンディー用パーツつきなので、布団も掃除ができますし、車の中でもつかえて便利です。
とにかくダイソンは吸引力がとてもよくて、とにかく便利なのです!
\ ↓ ダイソン 掃除機 V7 ↓ /
1週間に1度
【長い柄の化繊はたき】
いつもの掃除にプラスするように、柄を長くし、折り曲げて猫の毛を吸着させます。
【ゴム張り軍手】
キャットタワーは、高いものもありますので、掃除機を使えない事が多く、粘着のコロコロも使いづらくなります。
ゴム張り軍手は、手にはめてなでるだけで繊維に絡んだ毛を集めることができます。
撫でて集まった毛はまとめて指でつまんで捨てます。
猫のお家の中や寝床にしている毛布などにも活用できます。
\ ラバー軍手 /
換毛期は特に、換気扇やエアコンのフィルターを確認しましょう。
こちらの掃除も、ハケで汚れを集めながら、掃除機の吸い込み口ですぐに吸ってしまいましょう。
猫の毛がついた服の処理
洋服についた猫の毛は、取るのが大変です。
ガムテープで、地道に取る方法もありますが、簡単に取る方法を試してみてください。
洗濯で取る!
【ランドリースポンジ】
洗濯する時に、洗濯ものと一緒に入れると毛が取れるので、とっても簡単です。
さらに強力にとれるタイプもあります。(こちらは猫の形ではありません)
\ ランドリースポンジ /
パクパクローラーで取る!
【パクパクローラー】
洗えない物や、ササッと毛を取りたい時に便利です。
毛がきれいに取れるのはもちろんですが、取れた猫の毛は、ぱかっと開けて捨てるだけ!
今、人気のアイテムです!
\ パクパクローラー /
出先で洋服に猫の毛がついているのを見つけたら
外に出た時に『毛』発見!となった時は、トイレや化粧室に入り、手に水をつけて毛がついた場所をなでると毛が取れます!
猫の毛の掃除にルンバはおすすめ?
ふわふわと飛んでしまう猫の抜け毛、できるだけ早く掃除がしたいですよね。
そうなるとやはり「自動掃除機ルンバ」が頭に浮かんできます。
ただ、自動だけに、「猫ちゃんが巻き込まれたらどうしよう」と考えている人も少なくないでしょう。
結論からお伝えすると、「ルンバと猫は共存できます」
実際使っている人の口コミをたしかめてみましょう。
悪い口コミ
ネット上の評判をまとめてみました。
ご飯セットと靴にぶつかっていた
玄関には、タマちゃんのご飯セット(夏なのでご飯は入っていないが、水があった。)と靴があり、帰ったら、タマちゃんの食器と靴が散乱し、その中でルンバ君が討ち死にしていた。
うんちまみれ
昨日の夜、帰宅するといや~な臭いが。。。
嫌な予感とともに部屋にはいると、なんとルンバがはなのうんちを引きずりまわし、台所洗面所を走り回っていたらしく、一面フンまみれ!!!(ペットは犬)
予期せぬ出来事があり、ルンバが対応できなかった場合、ハプニングが起きてしまったようです。
ただ、ルンバもどんどん新しい機能を搭載するようになり、バーチャルウォールと言う装置を置けば、最大3メートルの壁を作って、進入禁止エリアを設定でき、お部屋を区切って、ルンバの進入を防ぐことができます。
ペットの水飲み場なども避けるためには、半径60センチメートルの円形に進入禁止エリアを設定できるヘイローモードを使えば、このような事件が起こることはほぼないでしょう。
また、うんちですが、猫は通常、猫のトイレ以外ではうんちはしないので、この出来事は起きづらいと思います。
ただ、嘔吐は猫にはありがちですので、心配でしたら、家にいる時間帯にルンバを動かしても良いかもしれません。
良い口コミ
階段の拭き掃除だけになった
犬猫同居で特に猫の毛が今年はすごく目についていたが、この子が来てから気にしなくていいようになった。今は階段の拭き掃除だけ。
猫も怖がらないです。
マンションで3LDKですが、全部屋綺麗にします。今までの価値観が変わりました。早く買っとけば良かった。猫も飼ってますが、特に怖がらないです。思ったより音が小さいですね。
猫の餌と水が心配でしたがバーチャルウォールがしっかり守ってくれる
猫を飼い始めたので買ってみました。
結果的に大満足です!!
感じ方に個人差はありますが、すごく綺麗に掃除してくれます。センサーの問題でゴツゴツぶつかるところもありますが気にしてないです。
ただ間取りにもよると思いますが大変そうなので一度に全部屋には使ってないです。
猫の餌と水が心配でしたが、バーチャルウォールでしっかり守ってくれてます。
シャギーのラグは乗り越えられるときと乗り越えられないときがありますので、諦めてコロコロで掃除してます。
タイマーで仕事中に掃除をしてるので、掃除にかかる時間も音も気にならないので、部屋にものが少なくて段差がない方にはすごくオススメです♪
最初は戸惑う猫は多いようですが、嫌がらないお家が多く、ルンバが動いている間は、キャットタワーなど上の方に登り見張っている猫も多いようです。
ルンバの上に載っている猫の動画がありますが、これは特別な猫ちゃんの様です。
掃除の状況は、とても綺麗になって、感動する声が多数ありました。
猫がいるお家に、おすすめのルンバ
猫の毛がブラシに絡まってお手入れが大変なルンバもあります。
600シリーズ以外のルンバは、ゴム製のブラシ(デュアルアクションブラシ)を使っているので猫毛が絡まりづらくなっています。
猫の毛が絡まりづらいルンバなら、掃除もお手入れも手間なくできて嬉しいですね。
2つのルンバを紹介します。
【ルンバe5】
コスパが良く、機能が充実しています。
リビング、寝室とあと一部屋くらい掃除してくれればいいよという人にお勧めです。
複数の部屋を一気に掃除することはできないので、豪邸や広い家に住んでいるなら上位機種を選んでください。
2018年度製なので、今の機種より劣る部分(作業効率が悪い。自動ゴミ収集機能はなし)がありますが、上位機種と比べて見劣りしないほど機能は充実しています。
Wi-Fiにも接続できスマートフォンからも操作可能です。
ゴム製のブラシは毛も絡みにくく、吸引力が5倍にアップしたパワーリフト吸引、ダストカットフィルターがお部屋を徹底的にキレイにします。
猫の餌場や水飲み場など、近づいて欲しくない場所にセットできる「バーチャルウォール」が1個(通常価格7500円)ついています。
ゴミ容器が水洗いできるのも嬉しいですね!
今、一番売れているルンバです。
\ ルンバe5 /
【ルンバ7i+】
最新機種なので、吸引力もアップし機能が充実しています。
2LDK〜一戸建て(2階以上)向けです。
間取りを覚えてくれるので、リビングだけ、玄関だけなど細かく設定ができます。
3階から1階に持っていっても、少し動いた時点で『今日は1階』と認識します。
クリーンベース(自動ゴミ収集機)対応で、掃除が完了するとルンバ本体のダスト容器のゴミを、クリーンベース内の密封型紙パックに自動で排出します。
ダスト容器30杯分ものゴミを収納できるので、ゴミ捨ての手間が省けるので、約1カ月掃除の事を考えなくてよくなるそうです。
また、集めたゴミは紙パックごと捨てられるので、ホコリが舞い散ることがありません。
ルンバが部屋の状況を学習して記憶するので、リビングルームからキッチンへのルートなども賢く判断。どの部屋をいつ掃除するかも、自在にコントロールできます。
スマホのアプリ(iRobot HOME)の進入禁止エリア機能で、ルンバが進入できないエリアを簡単に設定することができます。
先ほどのルンバe5では、デュアルバーチャルウォールが掃除してほしくない場所ごとに必要なのですが、このルンバは不要になります。もちろん、併用も可能です。
アプリでどこからでもすぐにルンバを操作できます。
スケジュール管理はもちろん、清掃状況や清掃履歴の確認、お手入れ方法も動画で見ることができます。
しかし、お値段が、ルンバ5eの約3倍となります。
\ ルンバ7i+ /
\ ルンバもダイソンもお得な通販サイトは、こちら /
サブスクとは、サブスクリプションの略で会員制の定額サービスです。
定額の料金を支払えば、ルンバが家で使えるので、こちらでお試しできますね。
ただ、1ヶ月1280円~とお安いですが、1年契約なので、解約は13か月後にしかできませんので、注意してください。
今回紹介したルンバ7i+は、購入すると140,270円(実売価格)ですが、このサブスク(ロボットサポートプラン)だと、月々3,800円(税抜)ですから、1年間(12ヵ月)利用しても、維持費の総額は、45,600円(税抜)に抑えられます。
修理、補償もしっかりとしていて、3年間以上使用していたら、もらえます。
それに、一番びっくりしたのは、新品未開封品が届くと言う事です。
1年で解約できる訳ですから、そのたびに新機種をサブスクしていくこともできると言う事です。
配送にかかる送料はRentioの負担なので、月額料金以外にかかる費用はありません。
ただ、ルンバは床に置かれているモノに走行を妨げられたり、家電製品などのコードやケーブル類を巻き込んだりなどの障害によって、十分な実力を発揮できないことがあります。
ルンバの力を発揮するためは、走行する導線を確保するために、できる限り床にモノを置かない、コード類は片付けるなど、ご家庭の環境を整える準備が必要だと言う事は、事前に知っておくべきことです。
\ ルンバのサブスク /
猫の毛の掃除のまとめ

猫の毛の掃除の基本は、猫の毛を、その場でキャッチすることが一番早く掃除をするコツです。
まずは、毎日のブラッシングを2回3分を継続的に行なうことによって抜け毛を床に落とす前にキャッチします。
上から順番に掃除をしますが、その場所で猫の毛をキャッチしていきます。
一日でも長く、一緒に愛する猫ちゃんと暮らすために、家族のため、掃除をこまめにすることを毎日の生活に組み込んで行きましょう。