猫が毎日使うものだけに、猫にとって居心地の良い場所にしたいですよね。
猫にとって居心地が良いトイレはどんなものか?
まずは、
- 大きさ
- トイレの数
- 置く場所
- トイレの種類
を確認して、自分の家の猫にぴったりなトイレは?
猫がよろこぶトイレはどんなもの?を考えて行きたいと思います。
トイレと違う場所に排泄したり、トイレを我慢して病気なったりする場合には、理由があります。
猫目線でトイレを選ぶことにより、飼い主さんも幸せになる…そんな理想的なトイレ選びをお知らせします。
まずは、トイレの基本を確認!
どんなトイレが猫ちゃんにぴったりか、考えてみましょう。
目次(こちらから飛べます)
猫のトイレの数
トイレの数は『匹数+1」個が基本です。
なぜなら、本来猫はうんちとおしっこを別の場所でする習性があるからです。
また、猫はきれい好きなので、排泄したい時にうんちが残っているなどの理由で、他の場所でそそうしたりしてしまうこともあります。
また、我慢することにより、泌尿器のトラブルを招く原因にもなります。
複数置く場合は、1か所にまとめず、部屋を分けるなどして離しておきましょう。
家に階段がある場合は、各階に1個が理想です。
猫のトイレの大きさ
猫の体にあった大きさにしましょう。
トイレの「へり」の高さは、猫の年齢や健康状態に合わせて猫が簡単にまたげる高さがベストです。
子猫の場合、体がある程度大きくなるまで、安価なプラスチックケース(収納用やキッチン用など)で代用してもいいですね。
猫がトイレのなかでくるっと回れるような大きさがベスト。
一辺が猫の体の長さの1.5倍で、最低でも30×40cm以上のものを選びましょう。
猫のトイレを置く場所
猫が行きやすく、一面は壁に面した見通しのよい場所がを選びましょう。
ご飯をあげる場所や寝る場所のすぐ近くは避け、落ち着いて排泄できるように物がたくさんおいてある場所や、人がよく通る通路などは避けてください。
無防備になる排泄中は、より視線が気になるものです。
たとえ心を許した飼い主さんであっても、人目があると排泄しない場合もあります。
ドアが閉まると入れなくなる部屋に置く場合は、ドアが閉まらないように注意しましょう。
部屋の関係で、トイレの置き場が限定されてしまう場合は、布やついたてなどを使ってトイレを隠し、個室風にするのがおすすめ。
また、フードつきのトイレに変えるのも良いですね!
部屋の隅にトイレを置き、猫の顔まで隠れる高さのついたてを設置します。
猫が出入りできるように、出入口は壁から20cmは離しましょう。
壁と家具の間など、突っ張り棒が固定できる空間があるならば、布をたらします。
取り付け場所は、下から入れるように、トイレの高さまで布の下をあけましょう。
撥水加工の布を使えば、水拭きもできて手入れが楽です。
猫のトイレの砂
猫は、排泄物のニオイを消すために、排泄後の砂かけを行うそうです。
種類は沢山あり、メリット、デメリットがそれぞれにあります。
一番は、猫ちゃんが気に入ること。
比較的やわらかめの細かな粒状のものが猫は好きのようですが、トイレの下のスノコに、小さすぎて挟まってしまったり、下に溜ったりする場合がありますので、使う用途に合わせて選ぶことも必要です。
トイレの砂の量が足りなくて、容器のなどをカリカリする猫もいるそうです。
メーカーの説明書通りの『砂』を使用することが基本です。
基本的な砂の量は、底から5cmと言われています。
トイレ砂は、メーカーの規定量をいれておくこと。
固まるタイプの砂の場合は、掘っている時に容器の底が見えるのは少なすぎです。
猫のトイレの掃除
猫はとってもきれい好きな動物なので、トイレが汚れたままだと大きなストレスを感じます。
排泄を我慢して膀胱炎や便秘になってしまうことがありますので、排泄に気づいたらすぐに掃除し、いつもきれいにしておきましょう。
トイレ砂は、2週間~1カ月を目安にすべてを入れ替えましょう。
その際、トイレ容器も丸洗いと除菌をしましょう。
トイレ容器を丸洗いする時は、香料が入っていない石けん(石けんシャンプー)を使いましょう。
特に柑橘系の香りは猫が苦手なので、トイレに匂いが映ると嫌がるケースがあります。
洗剤には、界面活性剤など危険なものが多数入っていますので、おすすめできません。
必ず、裏面の成分を見て「石けん」と記載があるものを選びましょう。
シャンプーを使用しても良いと思います。
猫はよく舐めて毛づくろいをするので、添加物や合成界面活性剤が入っていると体の中に入ってしまうので良くないのです。
\ ↓ おすすめのシャンプー ↓ /
トイレの容器の底に傷ができ、おしっこが染みこむと、トイレ容器自体から排泄臭が漂うようになります。
そうなる前に、新しいトイレ容器に取り替えましょう。
自分のニオイの付いた安心できるグッズが突然なくなると、不安を感じる事がありますますので、しばらく併用しましょう。
【飼い主猫ママのオススメ】
部屋に飛び散ったトイレ砂の掃除にこれ便利です。
かき集めてトイレに戻すの。かきだしたのはキレイだから。(飼い主ママ談)

猫の排泄物のニオイが気になる時には
猫のニオイが気になったり、そそうをしてしまった場合、除菌、消臭のスプレーや塩素系の漂白剤などで消毒したりする場合がありますが、猫にとっては良くないものもあります。
ノンスペットの主原料は自然界に存在する天然ミネラルが元となる過炭酸ソーダなので舐めても安心です。
弱アルカリ性ですので、多くの汚れの主成分である酸性物質を中和し、 発生する酸素の力で汚れや臭いの元を除去します。
石油系合成洗剤とは違い、酸素の力で汚れや臭いの元を落とすのがノンスペットの最大の特徴です。 分解洗浄に使用された成分は、数日でほぼ水に戻るので環境にも優しいんです♪
さらに、汚れや臭いの元の分解力をアップする酵素をプラスしているので強力な洗浄効果を発揮致します。
人間が好む強い芳香をペットは嫌がる傾向にありますが、ノンスペットは無臭なの安心です。
- そそうした場所を拭く
- お気に入りのおもちゃや寝床を洗う
- 霧吹きに入れて除菌(1回分使い切り)
猫のトイレの種類
トイレの種類はいろいろあります。
飼い主目線で『掃除がしやすい』『臭わない』を一番に考えてしまいがちですが、猫が気に入るとは限りません。
できるだけ猫目線で、猫にとって居心地の良いトイレにしましょう。
プラスチックのケースにスノコが重なった二重構造のトイレです。
スノコの上には砂を、スノコの下にはペット用トイレシーツをセットして使います。
固まらない砂を使用して、砂を通過したおしっこがスノコ下のシーツに吸収される仕組みで、排泄臭を吸収する消臭力の高さが人気です。
ウンチは、した都度取り除き、おしっこは専用のシーツなら1週間に1度(使用頻度によります)、トイレの砂は1カ月に1度交換するだけですむので、掃除が楽だと言う声が多くあります。
上にフードなどおおいが無いタイプ。
プラスチックのケースで、壁が高いものを選ぶと砂が外に飛び散りにくくなります。
トイレ使用後は、ウンチを取り除き、おしっこをした部分を取り除きます。
そして減った分の砂を補充します。
固まる砂は、トイレに流せるタイプの砂は処理が楽です。
しかし、それが猫の好みと違う場合がありますので、猫がよろこぶ砂を選びましょう。
オープンタイプを屋根で覆ったタイプ。
扉付き、扉なし、透明、不透明などさまざまなタイプがあります。
砂が飛び散らないため、掃除が楽です。
しかし、密閉空間が怖い猫ちゃんもいるので気をつけましょう。
排泄後、自動的にお掃除してくれますので、長時間お家を空けることが多い方におすすめです。
しかし、とても大きなものが多く置き場所を考えて購入することをおすすめします。
固まるタイプの砂を使用し、猫が排泄した後に、くるっと(人が)回すと、固まったおしっこやうんちが、所定の場所に集まりと言う仕組みなので、電気は使いません。
そのため、スコップなどで排泄物を取り出す必要がありません。
これからさらに注目されるアイテムとなるでしょう。
【先輩飼い主ママのオススメ】
男の子だったら結構激しく猫砂かきあげるので、フード付きがおすすめです。
女の子だったらフードなくても大丈夫だと思いますが、フード付きはトイレ臭の拡散軽減にもなるので、やはりフード付きをおすすめします。
フード付きは圧迫感が出るのが難点ですが。
システムトイレを使っていますか?
最近、システムトイレを使用している人が多くなってきています。
私のTwitterのフォロワーさんに、質問しました。
/
猫のシステムトイレ
使ってますか?
写真も待ってまーす❤️
\システムトイレの
【良いこと】【悪い点】【使ってない理由】など
ご意見、リプで教えてください。コメントいただいた方は、ブログで紹介させていただき、あなたのtwitterのアカウントにリンクさせます。
よろしくお願いします
— くるみ@ねこ(猫グッズ!研究中) (@kurumi_neko3) April 27, 2020
システムトイレを使っている人は、両方使っている人を合わせると、フォロワーさんの約半数の人が使っているようです。
(2020年1月号の雑誌『ねこのきもち』のアンケート結果では42%)
猫を飼っていない私からすると、システムトイレを選んでしまいそうですが、
従来からあるタイプのトイレが、使いやすいのかもしれませんね。
さらに、システムトイレは、『デオトイレ』と『ニャンとも清潔トイレ』が多くつかわれているので、どちらを使用している人が多いのか、質問しました。
/
使っている猫のトイレ
教えて下さい
\下になかったらリプで教えていただけると嬉しいです。
猫ちゃんがトイレを使ってる時の写真と猫ちゃんの名前と使っている感想をリプで送っていただければ、ブログで紹介します。
感想だけでも大丈夫です。
あなたのtwitterのアカウントにリンクさせます。
— くるみ@ねこ(猫グッズ!研究中) (@kurumi_neko3) April 23, 2020
『デオトイレ』と『ニャンとも清潔トイレ』、使っている人は同じ数でしたね。
猫も飼い主も喜ぶ トイレ6選
ここまでで、どんなトイレが良いか考えが固まってきていますか?
『フォロワーさんのお奨め』『今売れている品』『評価が高い品』などを合わせて、
おすすめの7品をピックアップしました。
トイレ選びの参考にしてください。
デオトイレ シリーズ
システムトイレで、閉めきった部屋でも1週間臭いません。
猫ちゃんと飼い主様の快適性を追求しています。
サンド(砂)とシートの種類も豊富で、カスタマイズできます。
専用のサンドを使用しますので、固まる砂は使えません。
猫の大きさ、好みによって合わせて選んでください。
- 子猫〜5kg用(オープンタイプ)
- ハーフタイプ(オープンタイプ)
- フード付
- 快適ワイド(多頭飼におすすめ)
平均的な猫は1歳で5kgになりますので、子猫用のトイレは、オープンタイプしかないので、あえてこちらを選ぶ必要はないかもしれません。
\ ↓ オープンタイプ ↓ /
\ ↓ フードタイプ ↓ /
快適ワイドは、肥満気味の猫や大型の猫用です。
オープンタイプですが、壁の高さがありますので、サンドの飛び散りは少ないです。
\ ↓ 快適ワイド ↓ /
Twitterのフォロワーさんのロンマさんが教えてくれました。
デザイン的にはニャンともですが、臭い比較ではデオトイレがオススメです。何年も使っての感想ですがトイレ自体の尿臭比較だと(すのこトレー部分)ニャンともよりデオトイレの方が臭いません。トイレを丸洗いした後の残り臭の比較でもニャンともよりデオトイレの方が臭いません。
— ロンマ (@anhu4o1) April 23, 2020
ニャンとも清潔トイレ シリーズ
システムトイレで、出入り口を低めにしてあるので出入りがしやすいのが特徴です。
シートの色を白にしているので、おしっこの色がわかり、毎日の健康チェックがしやすくなります。
猫ちゃんが直接触れるチップには天然の針葉樹を使用し、香料や抗菌剤を使用し、おしっこを残さずさらさらをキープします。
チップとシートで、消臭&抗菌するので1週間取り替えなしでもニオワない。
チップの種類は3種類あり、猫の好みで選べます。
猫ちゃんと17年一緒に暮らしている友人は、『ニャンとも清潔トイレ』を愛用しています。
システムトイレの掃除は、猫ちゃんが健康であれば、私はめちゃめちゃ楽だと思いましたよ。
通常は週に一回、トイレシートを取り替えるだけ。
便は付属のスコップですくってビニール袋に入れて密封し燃えるゴミ箱へ。(便処理は1日1〜2回)
月に一回猫砂(という名の紙製粒)を燃えるゴミへ捨てたら、消毒用アルコールでサッと清拭して完了。
17年間1回も買い換えることなく、快適に使っています。
トイレの種類は、4種類で、猫に合せて選んでください。
システムトイレを使った事がない猫用の『成猫用のオープンタイプ』があります。
- オープンタイプ
- ドームタイプ
- 成猫がシステムトイレに変更する時に(オープンタイプ)
- 子猫やゲージの中などで使用するコンパクトタイプ
\ ↓ オープンタイプ ↓ /
\ ↓ フードタイプ ↓ /
\ ↓ 成猫スイッチ ↓ /
\ ↓ 子猫・ゲージ用 ↓ /
アイリスオオヤマ
今、このメーカーで一番人気は、『上から猫トイレ』です。
リビンクに置いても違和感がなく、砂が散らからないのが人気の理由です。
しかし、猫主さんから教えていただいたのですが、掃除が大変なんだそうです。
2つめのトイレとして使っても良いかもしれませんね。
先輩飼い主ママは、『フルカバータイプ』をおすすめしてくれました。
- 上から猫トイレシリーズ
- 1週間取り替えいらずネコトイレシリーズ(システムトイレ)
- 散らかりにくいネコトイレ
- フルカバータイプ
- ハーフカバータイプ
ニャンとも清潔、アイリスオーヤマのフルカバートイレ使ってます
うちのネコたちはトイレ下手で砂を飛ばすので、フタ有選んでます。
ニャンとも〜はシステムトイレなので掃除が面倒…
アイリスオーヤマは砂入れとフタだけなので、お手入れが楽です。
ネコたちもアイリスの方をよく使ってます。 pic.twitter.com/DNN2rX8DBw— こてはな。 (@kotetohana) April 24, 2020
\ ↓ フルカバータイプ ↓ /
\ ↓ 上から猫 ↓ /
\↓ ちらかりにくい猫トイレ ↓/
メガトレー
ベルギーからやってきた大型の猫トイレ。
大型猫や多頭飼いのオーナーさんの大きなトイレが欲しい!という要望で、大容量28リットルの、名前通り大きさメガ級のトイレを作ったそうです。
砂の飛び散り防止のカバーがついているので、掃除の手間が減ります。
カバーのステップには小さな穴があいているので、肉球に挟まった砂を落とすことができます。
特に老猫や大きい猫ちゃんが、トイレ以外の場所で何度もそそうしてしまった時に、
このメガトレーに替えたらそそうしなくなったと言うレビューが多くみられました。
ウチはメガトレーと言うものです!
良さを文章で言うのが難しいのですが、キャットロボット等様々使った中で猫と飼い主どちらにとってもno.1トイレだと思ってます!
世の中の猫を飼われている方々につたえたい😭— らんらん (@ranrun_ch) April 23, 2020
\ ↓ メガトレー ↓ /
全自動トイレ
猫がドーム内部に入るとキャットセンサーが重量を感知してカウントダウンを開始し処理サイクルが始まります。
カウントが終了するとドームが回転して清掃網が綺麗な砂を残して、固まった排泄物だけがコンテナに集まり、その後捨てるだけなのでとても便利です。
\ ↓ 全自動トイレ ↓ /
半自動トイレ
固まる砂を使用し、猫が排泄したら、本体をくるっと上下に動かすだけで奥のトレイに排泄物が流し込まれ、トレイを引き出して捨てるだけで、スコップを使う必要がありません。
電動でないので、電気も使いません。
コンパクトながらも大容量のため、子猫から成猫まで使用が可能です。
\ ↓ 半自動トイレ ↓ /
猫のトイレに関するランニングコストを比べてみよう
本体価格で安いのを選んでも、ランニングコストが高くなる場合があります。
代表的な商品で、1カ月にかかるコスト(本体以外のコスト、砂、シートなど)を比べてみました。
デオトイレ | ニャンとも 清潔トイレ |
アイリスオオヤマ フルカバー |
メガトレー | 全自動 | 半自動 | |
砂・チップ | 2kg 670円 |
1.6kg 454円 |
17L 1360円 |
10L 1148円 |
10L 1148円 |
10L 1148円 |
シート | 4枚 377円 |
4枚 591円 |
ー | ー | ー | ー |
ライナー | ー | ー | ー | 1袋 420円 |
ー | ー |
合計金額 | 1047円 | 1045円 | 1360円 | 1568円 | 1148円 | 1148円 |
※メーカーの推奨する砂とシートなどを、推奨するタイミングで掃除をしたとして計算。
使用量は、1か月分で、定価(税込)で購入した場合。
砂とシートは、本体セットで購入するとついてくる商品としています。
アイリスオオヤマは、トイレに流せる「しっかり固まる。猫砂」、メガトレー、全自動、半自動は「ニオイをとる砂」で計算しています。
メガトレーの『ライナー』は、容器をそれで包んで、その上に砂を入れます。
1カ月に1回、砂を全部取り替える時に、その袋ごと捨てられますが、必ず必要な訳ではありません。
今回は定価で計算しましたので、もう少し安くなると考えられます。
特に砂の量は、かなり差がありますのでそれぞれの猫によって違ってきますので、今回比べてみた量と違う場合がありますので、ご了承ください。
Amazon のタイムセールが今週末にあります。
これを活用すると、最大5000ポイントがゲットできますので、お得です!
\ 最大5000ポイントゲット /
猫のトイレ選び まとめ
人気の猫のトイレ、いかがでしたでしょうか?
猫ちゃんの大きさや性格で、トイレのタイプが違ってきます。
また、猫が成長し大きくなり以前のトイレが小さくなったり、老猫なりヘリが高くて登れなかったりした場合は、トイレを変更しないといけなくなる時もあります。
また、トイレの回数が極端に少ない場合は、水飲み場にも問題があるかもしれませんので、確認してみてください。

猫ちゃんが心地良く暮らすために、チェックをしていきましょう。
すべては、愛する猫ちゃんのために…