猫が入るのを嫌がらないキャリーケースが欲しい
猫は、基本的に用心深く、見慣れないキャリーケースに入れようとしても入りません。
そもそも、家ですごすのが大好きなので、遠方に連れ出すのは猫にとってストレスです。
犬と違って、旅行などや帰省する時に連れて行かない方が良いでしょう。
では、「キャリーケース」はどんな時に使うのか、考えてみました。
- 病院に行く時
- 災害などがあって、家から避難しないといけなくなった時
- 引越しする時
この3つがほとんどだと思います。
引越しは、どの猫もあるものではないので、「病院に行くとき」「非難する時」この二つがキャリーケースを使用する中心になります。
そう思われがちですが、ワクチンの接種、去勢・避妊手術、ホルモン検査、そして健康診断と健康であったとしても病院に行く機会があるのです。
そして、いつ起こるかわからない「災害」のために、備えておく必要があります。
そこで、今回は、「病院に行く」「避難する」時に、使いやすく、猫ちゃんが嫌がらず、快適にすごせるキャリーケースを探して行きます。
私は、側面に強制換気ができるように扇風機を付けられる「DDBAO ペットキャリーバッグ」を一番におすすめします。
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目次(こちらから飛べます)
猫のキャリーケースはどんなものがいい?
キャリーケースは、大きく分けて



に分けられます。
それぞれ一長一短がありますが、「病院に行く」「避難する」に利用するキャリーケースにはどんなキャリーケースがよいのか調べてみました。
獣医が診察しやすいキャリーケース
「病院に行く」ときは、キャリーケースに入れて連れて行きます。
家でキャリーケースに入る事がすんなりできたとしても、動物病院に到着したら興奮して診察時に、キャリーケースから猫を取り出す時に手こずることがあります。
取り出す時に、取り出し口が1か所しかないタイプのキャリーケースは、猫が奥に逃げてしまうのです。
奥に逃げてしまっても、上下に分離できる手もちのタイプは、受診時に分離できるので出すのが楽です。
さらに猫がキャリーから出たくない場合は、上の部分を外して猫が入ったままの状態で診察もできます。
また、分離しなくとも、入り口が複数あり、入口を広く開けられるタイプも、猫が出しやすいです。
避難するときに便利なリュックタイプ
災害の種類や規模によっては、避難所へ移動「非難するとき」も、キャリーケースに入れて移動します。
その場合、車ではなく徒歩での移動になることが多いと思います。
被災された方の体験談で「猫をハードタイプのキャリーケースで移動するのが大変だった」と言う意見が多くよせられていました。
また、体の重心から離れているほど、揺れが大きくなるため手もちタイプのキャリーケースが一番揺れる事になります。

たしかに、避難する時は、キャリーケースだけでなく、自分や家族の品、さらに猫に関するもの(トイレや水入れなど)を持って行く必要があります。
そうすると手がふさがってしまうキャリーケースではなく、肩にかけられる「ショルダータイプ」と「リュックタイプ」が両手があくため他の荷物を持つこともできますし、移動が楽です。
ただ、ショルダータイプは、片方の肩にかけ動くので、どうしても体側にカバンが傾いてしまいます。
もちろん、中に入っている猫も、斜めに傾いた状態で移動していくことになります。

その点、リュックタイプは、両肩にかけて動きますので、底が地面と平行となり、猫に負荷をかけないで移動できることになります。
最近では、リュック型で、避難先でゲージになるキャリーケースが販売されています。
ゲージが、リュックに折りたたまれていて、避難先で伸ばして使います。
「GRAMP」のリュック型ペットキャリーがその代表でしょう。
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こちらのキャリーの事を調べてみましたので参考にしてください。
リオマルペットキャリーGRAMP口コミ【避難】は突然やってくる
https://kurumineko.com/kyari-gramp/
しかし、ゲージが一緒のタイプは、ゲージ部分が小さくなりがちで、リュックの状態が狭くなります。
そうならないために、「移動」と「居場所」を分けることによって、より快適な空間をつくることができます。
今回は、移動はリュックで行い、別に小さく折りたためる大きなゲージを持って行くものを提案していきます。
リュックタイプのキャリーなら何でもよいのか?
今は、リュックタイプのキャリーが多く出回ってきています。
宇宙船カプセル型を使い、とってもかわいくおしゃれなリュックが多く、猫を入れてお出かけしたくなってしまいます。
しかし、そのリュックはとても小さく、中がとても狭くなっています。
実際に楽天市場で一番売れているコンパクトなリュックと、これから紹介するTousen ペットバックパックのリュックと大きさを比べてみましょう。
(幅×奥行×高さ)cm
外側の大きさ | 中の大きさ | 猫の重さ | |
コンパクトリュック | 32×20×42 | 22×10×(32) | 5kgまで |
Tousenリュック | 36×30×40 | 33.5×28.5×36.5 | 9kgまで |
※( )の数字は商品説明になかったので、他の数値から試算しています。
コンパクトリュックは、外側の大きさに比べて、内側の広さ特に幅が10cmと丁度猫の幅ぐらいで、かなり狭くなっています。
たしかにとっても可愛いので、この中に猫ちゃんを入れて連れて歩きたいところですが、猫ちゃんのストレスにならないか少し心配になりました。
特に、夏は中が狭いので、暑くなってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
結論としては、「病院に行く」「非難する」ためのリュック型のキャリーは、中が広く、居心地の良いものを選びたいと思います。
猫のキャリーバックおすすめ5選

移動が楽で猫に負担をかけない「リュックタイプ」の獣医さんや猫を出す時に楽な「入口を広く開けられるタイプ」で、ゆったりすごせる大きさのリュックを厳選しました。
すべて折り畳みで収納でき、猫2匹入れられる合計体重8kg以上のものを選んでいます。
※一般的な成猫の平均体重は、3.5〜4.5kg(猫種によって変化あり)
Tousen ペットバックパックキャリーバッグ

お気に入りのポイントは?
広々使えるサイズ感、メッシュ・上に穴があるので通気性がいい、丈夫なところです。
サイドが少し傷つきやすく、背負うので重い猫だと肩が痛くなるところです。
毎日、バッグの上を好んでよく寝ている、自分からバッグに入っていてくつろいでいます。
おかゆちゃんのお気に入りの場所になっているんですね!
【商品説明】
サイズ:幅36cm×奥行30cm×高さ40cm
体重9kgまで 本体重さ:約1.3KG
《1カラー》
- 内部空間が超広い。
- 透明なデザインで、様子をいつも確認できる。
- 通気性抜群。
- メッシュ窓は引っ掻きに強い素材を使用。
- 内部に飛び出し防止リード付き。
- 折り畳めて収納できる。
DDBAO ペットキャリーバッグ
【商品説明】
サイズ:幅36cm×奥行31cm×高さ43cm
本体重さ:約1.9kg
《5カラー》
- 型崩れしにくく、広いスペースを確保。
- ふわふわな中敷き付き。
- 通気性が抜群なメッシュ構造。
- 透明なデザインで様子をいつでも確認できる。
- 車のシートや、スーツケースの上にもセットできる。
- 汚れたら、水で流すことができる。
- 内部に飛び出し防止リード付き。
PET キャリーバッグ
【商品説明】
サイズ:幅34cm×奥行28cm×高さ43cm
体重9kgまで
《2カラー》
- 高品質の生地を使用し、型崩れにくいデザイン。
- 背負った時の安定感がある。
- 内部空間が広い。
- メッシュ製の窓で、通気性が良い。
- 折り畳めて収納できる。
Petton ペットキャリー
【商品説明】
サイズ:幅32cm×奥行28cm×高さ41cm
体重8kgまで 本体重さ:約1.5㎏
《4カラー》
- 後ろ面とリュックベルトは大幅なので背負った時に楽。
- 大幅メッシュ加工で通気性抜群。
- メッシュ加工で様子をいつでも確認できる。
- バッグは変形しない。
- 内部に飛び出し防止リード付き。
AZEKILペットキャリーバッグ
【商品説明】
サイズ:幅32cm×奥行25cm×高さ40cm
体重8kgまで 本体重さ:約1.35㎏
《2カラー》
- 高品質の複合材料を使用し、型崩れしにくい。
- 全てのファスナーがロック式のダブルファスナーを使用。
- 内部に飛び出し防止リード付き。
- メッシュなので、様子をいつでも確認できる。
- 前の窓は、巻き上げることができる。
- 天面に大きい開口部、フロントの下部にも開口部があるので、猫が出しやすい。
猫のキャリーバッグに嫌がらずに入れる方法
キャリーケースを購入したら、使う時までしまっておくのはやめましょう。
いざ、使おうと言う時に、猫は、見慣れないキャリーケースそのものに「これは何?」と警戒しキャリーケースに入れるのに苦労するでしょう。
うまく入れられたとしても、動物病院など苦手な場所に連れて行かれたと言う経験とひもづけて「入れられると怖い目に合う」を認識してしまうこともあります。
そうならないように、動物病院に行く時だけにキャリーケースを使うのではなく、日頃から出しておき、中に入ることを慣れさせておきます。
日頃から部屋の隅に置きベット代わりにして、大好きな毛布やおもちゃを入れ、おやつをあげたりしてよい印象をもたせておきます。
さらに家の中でも、キャリーケースの入り口を閉めて、家の中を歩いて実際に運ばれる時の揺れを体験させます。
体験の後は、ごほうびに猫ちゃんが大好きなおやつやまたたびをあたえる用などして、キャーリーケースに入ると「よいことが起こる」と記憶させます。
今回登場してくれたおかゆちゃんのお家も、部屋に出しているそうです。
毎日上に乗ったり、中に入ったり、すっかりお気に入りの場所になっているようです。

それでもキャリーに入るのを嫌がる場合は、洗濯ネットに入れてからキャリーに入てみましょう。
また、家を出る時は落ち着いていたとしても、動物病院に到着すると興奮して暴れてしまうこともあるので安全対策で入れておくと安心です。
猫のキャリーバッグのまとめ
「病院に行く」「避難する」として使う猫のキャリーバックは、入り口が広く開き、できれば開けられる所が2カ所以上あるもの。
キャリーバックの内側が広く、通気性が良いものを選びます。
リュックのひもが太めで、前で止められるものは、背負って歩く時にも安定します。
また、急に猫が飛び出してしまうことがあるので内部に飛び出し防止リードが付いるほうが安心です。
ただ、災害が起きて避難し避難場所ですごすためには、このリュックタイプのキャリーケースでは、トイレや食器や水置きなどを置くほどの大きさがないので無理です。
そのため、持ち運びしやすい折り畳みできるゲージを用意しておきましょう。
おすすめは、
▼猫壱 ポータブルゲージ
横50.8cm、奥行き81cmの大型でありながら、折りたためば直径約30cmの小さな円形なります。
中にトイレや食器を並べてもたっぷり空間があり、猫ちゃんもゆったりすごせます。
開口部は2箇所あるので、食事やトイレ掃除などの時に便利です。
おかゆさんのおうちの『おかゆちゃん』
▼べろをしまい忘れたおかゆちゃん、かわいい~

2019年9月17日生まれ
マンチカンスコティッシュフォールド立ち耳
やんちゃボーイ
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かわいいおかゆちゃんが、まんさいですよ!